top of page

誰もが誰かのライフセーバーになる社会



事故を未然に防ぐ


大切なのは溺れている人を助けることではなく、溺れることのないように気を配ることです。 つまり事故を未然に防ぐことなのです。 溺れるような事故に繋がらないように、気配を察し声がけをすること。 「お子さんからは絶対に目を離さないでくださいね」 「少し波が高くなってきているから気をつけてくださいね」 「海での飲酒は危険ですので飲まれたら絶対に海には入らないでくださいね」


事故を未然に防ぐのは水辺だけではないはず


私たち「誰もが誰かのライフセーバーに」では、事故を未然に防ぐというライフセーバーの考えかたに共感しています。そして、この事故を未然に防ぐという考えは水辺だけでなく社会のいたるところで必要なことだと考えています。

日本の若年者における自殺率は主要先進国のなかでは一番です、まったく誇れることのない一番です。 若年者の自殺の多くは「いじめ」や「不登校」などからの「孤立」だと言われています。


声をかけてみる


誰もが誰かのライフセーバーにでは、「誰かが見てくれている」「誰かが護ってくれる」「誰かが必要としてくれている」「誰かが応援してくれる」と感じられるような風潮をつくろうと呼び掛けています。例え、それがお節介だったとしても事故を未然に防ぐには必要なことだと考えています。


スーパーマンではない近くの誰か


事故を未然に防げるのはスーパーマンではなく、近くにいる誰かです。保護者かもしれないし兄弟かもしれない、近くを通りかかっただけの人かもしれない。ちょっとしたひと声が、事故を未然に防ぐことにも繋がるのです、なにか違和感を感じたならば声をかけてみてもらえないでしょうか。




認められるということ

声をかけられる、挨拶をされる、ということは相手から認められているということです。認める、受け容れるということが、事故を未然に防ぐために必要なことなのだと感じています。孤立させない社会、孤立に繋がるようないじめなどは格好悪いことだという風潮をつくりたい。そのためには、ひとりひとりが流されずにしっかりと考えることが大切なのだと感じています。


だからまずは挨拶を習慣づけしよう


僕の住む神奈川県三浦市の田舎道ではすれ違う人と会釈をしたり声をかけたりしています、それは顔見知りではなくても。例えば、登山をしていると同じようなことはマナーのようになっています。 こんな素敵なコミュニケーションをなぜ忘れてしまったのでしょうか、相手がそこにいることを認めていれば自然に会釈や「こんにちは」と声が出てくるはずです。



ちょっとしたことがライフセーバーを生む


きっと特別な事ではないのです、日常のあたり前を少し取り戻すだけで社会はもっと彩るはずです。 誰もが誰かのライフセーバーの社会、それは受け容れることのできる心に余裕のある社会。 他人は変えれなくても自分なら変われるはずです、挨拶から始めてみて欲しいのです。


あなたの大切な人も誰かが救ってくれる


あなたにとっての大切な人を、いつでもあなたが救えるわけではりません。困っている時にそばにいないかもしれないし、それに気づかないことだってあると思うのです。 ライフセーバーは循環します、あなたが誰かのライフセーバーになったなら、きっとあなたの大切な人も誰かが救ってくれるはずです、そのような社会を時間がかかっても一緒に創りませんか。



bottom of page