

長月
2021年9月8日
気づきの場
新しい考えや人と出合える場

毎月8日に開催している定例会合
”縁日”
月替わりのゲストスピーカーが
気づかなった視点で新しい考えかたを
提示してくれます
少し疲れた心をほぐしてくれる
同じ志の仲間とも出会える場
お気軽に参加してみてください
コロナウィルス感染拡大防止の観点から
現在オンラインzoomで開催しています
参加お申込みをいただけた方に
zoom URL をご通知いたします

講話者

立教大学 名誉教授
箕口 雅博
ミーティングテーマ
支援する人を支援する
対人支援者のストレスケアとバーンアウト予防
医療・福祉・教育・介護・救護の領域や地域ボランティア活動の領域で対人支援サービスに携わる人びとのメンタルヘルスの問題は、古くて新しい課題と言えます。対人支援活動に取り組んでいる人たちのストレスやバーンアウト(燃え尽き症候群)については、近年調査研究も行われるようになってきていますが、「対人支援者のストレスケアとバーンアウト予防対策をどう進めていくか」というテーマは、社会全体で取り組む課題として問われ続けています。ここでは、これまでの「対人支援者の支援」活動を踏まえながら、対人支援者が陥りやすい「ストレス要因」「バーンアウト」「二次受傷」について概観し、セルフケアと予防的介入のあり方、支援者を支援することの意義とその課題について、ともに検討していきたいと思います。
1951年東京生まれ。慶応義塾大学大学院修了。東京都精神医学総合研究所を経て、立教大学コミュニティ福祉学部・現代心理学部教員。臨床心理士。専門は、臨床・コミュニティ心理学、アドラー心理学、多文化間心理学。2016年より立教大学名誉教授。立教セカンドステージ大学兼任講師。「東京アドラー心理学研究会」主宰。障害者作業所・保育園・パレスチナ難民支援NPOなどの役員、児童養護施設・乳児院の苦情解決第三者委員などに携わっている。